急に寒さが厳しくなりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。
あまりの風の冷たさに身も心もすくんでしまいそうな今日この頃ですが、実はこの寒さで思わず身体をギュッと固くしてしまうのは、寒涼な気候から身を守ろうとする身体の自衛本能のあらわれなのだそうだとか……。
“寒さ”をキャッチした“からだ”は肌肉を緊張させ、血管を収縮させることによって体温の放熱を防ぐべく「緊張状態!」に入ります。
それはあたかも身体の熱を奪おうとする外気に対して身構えるファイティングポーズであるかのように……。
しかし、もう一方で“からだ”は“寒さ”と和解する道も模索しようとして働きます。手足が冷えて、いつも以上に冷たくなったり、北風に頬をさらされ鼻水がでてしまったりするのは、外気と上手に折合をつけようとする“からだ”のあらわれだったりもします。
私達が意識しないところで、“からだ”はいじらしくも健気に頑張っているのですね。そんな「あなた自身の身体」にスペシャルな“ごほう美”をあげてみてはいかがですか?深く呼吸し、身体をゆったり動かすことによって滞りがちだった“気”や“血”を身体いっぱいにめぐらせてあげましょう。そんな皆様の健やかな日常のお手伝いが少しでも出来ますように。
biスタッフ一同、心より願っております。
ところで、最近スタッフの一人がハマってとうとう入会してしまいました。彼女は長く東京にて、東京でもずっとピラティスをやっていたらしいのですが、biでピラティスを教えてくれている山本インストラクターのレッスンに心酔してしまったらしいのです。
東京ではテレビに出たり、DVDを出したりするちょっと有名な人に習ったこともあるらしいのですが、“今まで教わった先生の中でNo.1!”だといって、とうとう入会してしまいました。
ピラティスは身体に大きく負荷をかけたり、無理に頑張ったりするものではなく、また、汗をたくさんかいたりすることもないので、“スポーツをした!”という実感が得られがたい点もありますが、自分の身体に意識を集中し、深く深呼吸しながら少しずつ、少しずつインナーマッスルを鍛えていきます。すぐに結果が得られるものではないので、中にはもの足りなさを感じるという方もいらっしゃるかもしれませんが、じっくり自分の身体と向き合うことで、今まで意識しなかった身体の癖や使い方、傾向に気付き、いつしか鍛えられていったインナーマッスルによって、無理のない、美しい姿勢も手に入れることが出来るかもしれません。
今年現役復帰したテニスプレーヤーの伊達公子さんをはじめ、ピラティスを継続しているプロスポーツ選手も多く見うけられます。
自分の身体の声に、今以上に敏感に耳を傾けられるような身体になっていく“醍醐味”をあなたもじっくりと時間をかけて味わってみませんか?